XLSからXLSXへの変換の仕組み
コンバーターはバイナリのブックを読み、解釈できるすべてのシート、数式、表示形式、グラフを含めて、XLSXパッケージとして書き出します。
数式は計算結果に置き換えられず数式のまま残るので、ブックは変換後も再計算を続けます。
XLSから移行する理由
旧形式は65,536行、256列で止まります。XLSXは1,048,576行、16,384列まで使えます。これは書き出したデータを切り捨てるか、そのまま保てるかの違いです。
XLSXは圧縮率もはるかに高く、条件付き書式も多く扱え、データ処理ツールから読めます。ブックが自動化の行き止まりでなくなります。
よくある用途
古いサーバーや旧来の会計システムにあるブックを復活させ、現行のExcel、Google Sheets、Numbersできちんと扱えるようにする場合。
XLSXを前提としバイナリ形式を読めないデータ処理基盤、Pythonスクリプト、取り込みフォームに表を渡す場合。
引き継がれるもの
シート、セルの値、数式、名前付き範囲、数値と日付の表示形式、セルのスタイル、条件付き書式、グラフ、印刷設定は引き継がれます。
マクロは引き継がれません。VBAを含むブックには.xlsm形式が必要なので、シートがコードを実行する場合は元のファイルを残してください。ごく古い種類のグラフも、現代的な同等品で描き直されることがあります。
変換する前のコツ
結果を開いて、中身を知っているシートの合計を確認してください。総計が一致すれば、数式と表示形式がそのまま通ったことをいちばん早く確かめられます。
ブックが別のファイルからデータを取得している場合は、変換後にそのリンクをつなぎ直してください。パスはブックの中に保存されており、古い場所を指したままのことがあります。