CSVファイルとは
CSVファイルはプレーンテキストの表です。1レコードが1行で、フィールドは区切り文字(通常はカンマ)で分けられます。区切り文字、引用符、改行を含むフィールドは二重引用符で囲みます。シート、数式、書式、データ型はなく、読み込むプログラムが解釈するまではすべての値が文字列です。
形式はRFC 4180に記されていますが実装はさまざまです。欧州のロケールではカンマが小数点のためセミコロンがよく使われ、文字コードはUTF-8、Shift_JIS、その他のコードページのいずれもあり得ます。CSVの取り込みトラブルの大半はこの2点が原因です。
CSVが適している場面
強み
- どこでも読める: スプレッドシート、データベース、スクリプト、テキストエディター
- 小さく単純。生成しやすくバージョン管理での差分比較も容易
- Webサービスのインポート・エクスポートの標準的な交換形式
制限
- 書式、数式、複数シート、列の型がない
- 区切り文字と文字コードがファイルに記録されない
- 先頭のゼロや長い数字はExcelで不用意に開くと壊れる
CSVファイルの開き方
テキストエディターなら生の行が見えます。表として見るにはExcel、LibreOffice Calc、Googleスプレッドシート、Numbersで開きます。区切りがセミコロンだったり文字コードがUTF-8でない場合は、ダブルクリックではなくインポートダイアログを使うと列と日本語が正しく表示されます。
CSVへの変換・CSVからの変換
PDFレポートに閉じ込められた表はPDFからCSVでデータとして取り出せます。数式や書式も付けたいならPDFからExcelのほうが適しています。スキャンやスクリーンショットに印字された表は画像からExcelが先にセルを認識します。